「ウイスキー」の起源
投稿日:2018-11-23
最初に蒸留アルコールが製造されたのは8世紀から9世紀にかけてであり、その場所は中東だった。 蒸留の技術は、十字軍によってヨーロッパにもたらされたと言われているが、ムーア人の錬金術士は5世紀ごろのアンダルシアで蒸留器を使った研究を行っている。
ウィスキーの誕生については諸説あり、実はこれと断言できるものはなく、ウィスキーと思われる蒸留酒の名前が現れるのは14世紀頃のこと。イタリアで作られていたブドウの蒸留酒「aqua vitae(アクア・ヴィテ)」がアイルランドに伝わり、ゲール語に翻訳されて「uisce beatha(ウィシュケ・ベァハ)」と呼ばれるようになったようです。意味はともに「命の水」。これがなまって、やがてウィスキーと呼ばれることになりました。